1/2

(MIX-CD) 威力 / 光速と弾炎

¥1,650 税込

SOLD OUT

別途送料がかかります。送料を確認する

これは黒煙にたなびく彼女の発する電子音=電波、電磁派、またはラジオ超短波放送。3/23発売
バイカル湖畔に黒煙にたなびくラジオ超短波放送が混線している。潮岬では、東北東、風力四、雨。ハバロフスクでは、風弱く、晴れ。いつまでも合わないチューニングの雑音に微かなゴスペルを聴き取り、音盤でないものから音楽を取り出すような。再生のたび印象が変わる、ウユニの鏡湖を見つめていると思っていたら、ウーロンハイのグラスにまどろむ氷の結晶だったような。羽ばたき反射、交錯する音の並びのもとは、70円でも売っていない、誰も目に留めたことのない路傍の石ころかもしれない。(文責・Shhhhh)

mastering by KABAMIX
recording at STUDIO bapple

■■■■■■ comment ■■■■■■
DJミックスとは何なんだろうと今もって時々思い、そして分からなくもなる。かつて、自分もBLACK SMOKERからミックスCDを出したとき、ある人から「DJミックスというより原雅明の作品みたいだ」というようなことを言われた。それは、DJミックスになっていないという意味なのか、DJミックスより「作品」が上にあるというヒエラルキーの是非を言っていたのか。まあどちらの意味もあったのだろうと今は捉えている。では、良いDJとは何だろう? と大風呂敷を広げるつもりはないが、DJとはすっとその存在を消すことができる人で、それでいてその人がかけた音楽はそこに確かに存在しているのが、DJの在るべき姿ではないか、とはずっと思ってきた。自我と他我の鬩ぎ合いがDJを苦しめ、歓びを与えもする。そのことを聴き手と共有できるのが、もしかしたら良いDJミックスなのかもしれない。この『光速と弾炎』のような耳を捉えて離さないDJミックスに出会うと、またそのことを考えてしまうのだ。
(原 雅明)

、、、、意味を削ぎ落とした声音が波のように消えては現れ、時間感覚の変調を繰り返す、Milton NascimentoのMinasを聴いた時のような幼少期に退行する、、消え入るということ、立ち現れる速度とは、、おおらかな選択眼に精選された音達の列なり、、、、
(和泉 希洋志)

ゆっくりだんだん捻れて溶けてめくれ上がって閉じました
ありがとね
そうじろう ( DJ DISCHARGE )

仕掛けが見当たらない
裏がえしても
手がかりはなく
人の手の跡すらなく
つくられた形跡がない
みえないもののために
用意された置物か
(松井一平)

耳という目.
そこに秘められた力.
聴いて見て知覚する懐かしい感覚が刺激され 知っているようで理解しきれない世界が次々と湧き出てきて 弾き飛ばされるままに ただただ踊り遊ばせてもらいました.
(大井戸猩猩)

紺色の濡れた石畳渡たる
朱い苔むす此処は鬼ヶ島
火星からの情報を集めて、放つ
騒ぎはオサマリを知らずお祭りに化けた
何か、ぐっと受け止めるようにすると
彼奴は俺に気づかず斜めに横を通り過ぎた
おっと、背にはガラスの壁があって
逃げられなかったことがわかった
思わず笑えた夢の夢
(朱のべん)

商品をアプリでお気に入り
  • レビュー

    (170)

  • 送料・配送方法について

  • お支払い方法について

¥1,650 税込

SOLD OUT

最近チェックした商品
    同じカテゴリの商品
      セール中の商品
        その他の商品