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(MIX-CD) Carpainter / We Call It Future Garage
¥1,650
SOLD OUT
BLACK SMOKER ミックスシリーズ第70弾は「TREKKIE TRAX」主宰、日本を飛び越え世界から熱視線を浴びる新世代プロデューサーTaimei Kawaiによるソロプロジェクト、Carpainter!!!自身のトラックも使用し作り上げた、フューチャーガラージの世界。10/15発売。 フューチャー・ガラージ? イギリス人はいつの時代も、新しい音にレッテル張りして物語を作り上げるのがうまい。だからこそロンドン発の音楽には、“分からせてくれる”腕のいい編集者が必要だ。テクノでハウスでダブでラウンジ、ときにトライバル。Carpainterが優れたバランス感覚で編み上げた、リスニングベースのタペストリー。へぇ~、フューチャー・ガラージってこういう感じか。気持ち良い。(D.J.APRIL/Booty Tune)
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(MIX-CD) TAKAAKI ITOH / Flanders Fields
¥1,650
『強烈なる夢想する機械のリズム、そのグルーヴ、これがテクノである』 これまでに50を超えるEPリリース、世界20カ国100を超える都市を駆け巡るジャパニーズ・アンダーグラウンドテクノキング、TAKAAKI ITOH!!7/27発売。 1990年代より、日本の地下に横たわるテクノ・アンダーグラウンド、その東北を、それのみならず海外での活動を含めて、この国のシーン担うアーティスト、TAKAAKI ITOH。盛岡や仙台のシーンにて活躍、またどちらかといえばDJ偏重しがちな、この国のテクノ・シーンにおいて彼はトラック・メイカーとしてもその揺るぎない電子音のグルーヴの美学も追求、これまで世界中のレーベルから数々のEPやリミックスもリリースしている。本作は、 そんなどう考えてもテクノ・ミュージックのあるサイドの、すべてを知っている男のテクニック、感性、そしてサウンド・コントロールがにじみ出ているミックスCDだ。それはこの狭い島国の基準のソレではなく、もっとユニヴァーサルなソレだ。疾走するマシン・ ビートは、電子音とともにイマジネーションを刺激しながら、強烈なグルーヴとともに迫り、そしてストーリーを紡いでいく。夢想する機械のリズムは強烈だ。これぞ「テクノ」 なミックスCDの登場。(河村祐介) time:73:59 artwork : wom (Partizan25) ■■■■■■■■■■■■■■■■■ Artist plofile ■■■■■■■■■■■■■■■■■ TAKAAKI ITOH これまでに50を超えるEPリリース、世界20カ国100を超える都市でDJ、ライブを経験。 ベルリンの世界最高峰クラブ BERGHAIN.TRESORでのPARTY <KLUBNACHT> パリの最重要拠点CONCRETE をはじめ、オランダ最大級の野外フェスティヴァル<AWAKENINGS>などといった各国の大規模のイベント、フェスティバルに出演。国内では横浜アリーナで開催された最大級の屋内レイヴ<WIRE>に2011年、2013年と二度の出演を果たし、2014.15年には国内最アンダーグランドとされるPARTY<FUTURE TERROR>にゲスト出演。各国メディアからは「ジャパニーズ・アンダーグラウンドテクノキング」との名称が与えられ、そのハードかつストイックに展開するサウンドスタイルで世界中に多くの信者を持つ名実共に日本を代表するテクノDJ。そのダークかつストイックなサウンドスタイルでヨーロッパを中心に世界中に多くの信者を持つ。 95年に本格的にトラック製作を開始、97年当時UKアンダーグラウンドテクノレーベル ELECTRACOMから初のアナログ盤EPをリリース。当時の日本人アーティストDJが目指していたものとは全く異質の『完全DJ仕様のトラック』『日本人離れしたグルーブ感と音色使い、音質』と評価されこぞってチャートに挙げられ、『ワールドクラス』なトラックを作る事が出来る新しいスタイルの日本人DJ、アーティストと評される。03年には自身のレーベル WOLSをスタート、当時のTRESORのレーベルA&RのMARK SNOW氏をして『今までの多くのテクノの価値観を破壊し、その目を見開かせたトラックである』と絶賛される。トラックとDJプレイに一貫する、『テクノが持つ可能性への無限の探求』、そして『音に妥協を許さないそのスタイル』に加えて『テクノの概念をさらに前進させる、独自の世界観を持つグルーヴ感』に特化したそのDJ/LIVEプレイはクラウドに新鮮な衝撃を与え、熱狂させている。 1996年の盛岡でマンスリーのテクノPARTYを立ち上げた後、2000年に仙台の活動の場を移す。現在はCLUB SHAFTでの<RESIDENCE> でレジデントDJをつとめる。
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Merzbow / eureka moment
¥1,650
日本が世界に誇る異能、Merzbow。多作で知られる彼が自身の未発表音源で制作したMIXCDをBLACKSMOKERよりリリース!5/17発売 「これは謀らずもかなり正当な意味でのMERZBOW=秋田昌美のセルフミックス音源になってい るのではないか。ここまでブルータル且つキャッチーな形で様々な意匠に訴えかけてもらえる経 験などそうない。もはやミクスチャーである。しかも全く2017年に相応しい音だ。」 那倉太一( ENDON) 01. eureka moment 1 (17:32) 02. eureka moment 2 (12:38) 03. eureka moment 3 (23:52) time:54:02 Photo by Miki Matsushima mastering by Masami Akita
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ZVIZMO / Ⅱ
¥2,420
悪霊退散!伊東篤宏のノイズとテンテンコのビートから立ち上がる、もうひとつの都市型呪術音楽。 日本列島の都市空間において「民族音楽」が新たに生まれるとすれば、それは一体どんな形をしているのだろうか。ZVIZMOのセカンド・アルバムを聴きながら、ひょっとしたらそれはこんな感じなんじゃないかと思った。テンテンコのビートに土着的な要素は一切ないけれど、装飾を排した不穏なリズムは時に呪術性をまとい、強烈な低音には霊性が宿る。伊東篤宏の操るOPTRONのノイズがまるで盆踊りの囃子のように聴こえることもあるし、南西諸島の神唄にように響くこともある。「Killller FxxxxxK」であの声を聴かせるK-BOMBは、さながら祭祀における祭司。「MAVO」におけるテンテンコの歌は、遠い異国の子供たちが口ずさむわらべうたのようだ。神なきコンクリートジャングルにおける神降ろしの儀式。音楽と非音楽の間に、闇と光の間に、ハレとケの間に、この世とあの世の間に漂うなにかが音となって現れ、私たちをディストピアの向こう側へと導く。めまいがするほど強烈! 大石始(ライター) 「ZVIZMO II」 1. molluskan beat 2. nocturnal intake 3. Groomy Walrus 4. herbivore's train 5. intermission-トリバネ蝶 6. 蟹光線 7. Killller FxxxxxK feat. K-BOMB 8. Archaeopteryx 9. MAVO 10.electric bat crash! ■■■■■■■■ Artist plofile ■■■■■■■■ ZVIZMO 蛍光灯音具 OPTRON(オプトロン)プレイヤーの伊東篤宏と、ポップ歌謡からノイズまで縦横無尽に活躍する テンテンコ によるデュオユニット。17年11月にBlack Smoker records より1stアルバム『ZVIZMO』リリース。18年6月に、佐藤薫(EP-4)監修による新レーベルφononよりエレクトロ・コンピレーション『ALLOPOIETIC FACTOR』に参加。
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YPY / Compact Disc
¥2,420
SOLD OUT
自身が率いるインストゥルメンタルプロジェクト”goat”での活動やハンドメードカセットレーベルBirdfriendを主宰しながらも、EM RecordsやロンドンのWhereToNow?、昨今ではDynamo Dreesen主宰レーベルAcidoなどからリリースし国内外のアンダーグラウンドシーンを賑わす日野浩志郎によるソロプロジェクトYPY降臨。8/8発売。 YPYのサウンドに触れる度に感じる「計算された偶発性」の所以はどこにあるのか。 2016年にEM RECORDSよりリリースし、その名を世界に知らしめたアルバム「ズリレズム」や、自身が率いるインストゥルメンタルプロジェクト”goat”。 それらプロダクションと比べ、今作で特筆される”恒常性を持ったリズム”と”絞った速度”。軸となるビートの固定は、シンセサイザーのアメーバのような突然変異を露出させる。 2020現在のダンスミュージックシーンにおいて鍵のひとつとなっているスローテクノの領域に踏み入れながらも、クラブにおける鳴りだけを意識せず、マシンそのものの出音をありありと感じさせる西川文章氏が手掛けたマスタリング。 ドラムマシンの生々しい弾力、予測不能に波打つシンセサイザー。アナログマシンの動物的な変化と迫力をダイレクトに感覚できるのがこの「Compact Disc」なのだ。 生き物で節をつけ、生き物で旋律を描く。マニュアル化≒ダンスミュージック化し得ない対象物を操縦することで生まれる”偶発性”。 クラブサウンドシステムで彼の”低速の解釈”に身を委ねるにも、ヘッドホンでじっくりとYPYサウンドを紐解くにも適した重要作品。 Akie(Newtone records) 真っ先に思い浮かんだのは、YPYこと日野浩志郎氏の目だった。しなやかで凛とした目蓋と真直な眼。じっと見つめる先にあるのは、卓上に並んでいる氏が演奏する数台のハードウェアと、その少し上の空間に何層にも配列されたリズムパターン。レイヤー、レイヤー、またレイヤー。リズムを刻む素朴な音の帯が、次第に束になって少しずつ奥行きを増してゆく。それでも、卓越したダンスミュージックには聴者が身を置くことのできる隙間がある。そこに入り込んで、音の形跡を身体で追うことができる。『Compact Disc』に収められた6曲は、以前よりも明らかに、純粋な推進力を持ったリズムで構成されている。しかし確かに隙間に立って、それぞれ異なる音の形跡を追っていると、段々と揺れが生じていることが解る。その差は僅か。他者がどのレイヤーのどのリズムパターンを主として受け取って、頭を前後に揺らすのか、肩を横に揺らすのか、腰を下に沈めるのか、はたまた上に飛び跳ねるのか、という絶妙なギャップである。精細に追うなれば、数秒後には脳が痙攣を起こしたような状態になり、自然と没入行為へと移っていくので、ひとつ気をつけて欲しい。そして本作を聴いて数回が経つ頃には腰を抜かす。この6曲が、ライヴ由来の“生々しさ=狙い過ぎないこと”で引き起こされるユニークな偶然にどこまでも深く入り込んできた氏だからこそ、必然的に生み出せるフリーキーなダンスミュージックだと気付かされた時の感動で。そう、『Compact Disc』までの氏のプロセスが最早、弛まない作り込みを超える、“私たちをフリーキーにさせる巧妙さ”を成しているのである。 Romy Mats / Hiromi Matsubara (解体新書) -TRACK RIST- 1. Cool Do! 15:52 2. Cold Disc 5:37 3. China Dynamic 5:39 4. Cashout Dream 5:29 5. Collapse Dojo 15:58 6. Comfortably Damege 5:38 ■■■■■■■ plofile ■■■■■■■ YPY 日野浩志郎によるソロプロジェクト。カセットテープレーベルBirdfriend主宰。「goat」、「bonanzas」というバンドのプレイヤー兼コンポーザーであり、クラシック楽器や電子音を融合させたハイブリッドな大編成プロジェクト「Virginal Variations」、多数のスピーカーや移動する演奏者を混じえた全身聴覚ライブ「GEIST(ガイスト)」の作曲、演出を行う他、カジワラトシオ、東野祥子によって設立されたANTIBODIES collectiveでの活動、太鼓芸能集団「鼓童」への作曲提供などを行う。これまでEM records、WhereToNow?、Nous、Acidoなどからレコードをリリースしている。