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(MIX-CD) BLUEBERRY / THE SOUND OF SILENCE
¥1,650
「沈黙の中にも音がある。耳を傾け凝らす。そしてリズムを取る。そんな空間を演出したいんだわ。by BLUE BERRY」THE SOUND OF SILENCE(沈黙の音)と題したこのミックスは出来るだけ音をミニマルに削り落としたかのように聴こえる音をレコードで集めて、それをデータ化してコンプを通して、一発録りで録音したものさ。そしてホワイトノイズも一緒に。だから、出来るだけいい音で聴いてもらいてえのよ。今はBluetoothのイヤホンやヘッドホン、スピーカーなど便利で音のいいモノが溢れてるから、そいつを使って沈黙に聴こえるLOWを感じて貰えるはずさ。この音源をクラブの朝方にかけると俺自身もLOWにヤられちまう品物さ。少し前にあそこのクラブでかけたら仲間が1人がやられちまってたわ。クソッタレ!こんな話がしたいわけじゃない。by THE SOUND OF SILENCE(沈黙の音) PROFILE : 唯一無二の黒煙集団ブラックスモーカーの最もアレ好き。異端DJとしてMIX CDを出し続け、カルト的人気を誇る。ぶっといベース、深く広がるエフェクト、UKのサウンド・システム・カルチャーのタフでクレイジーな精神がどくどくと脈打つレゲエ、ニュー・ルーツ、リズム & サウンド、ミニマル・ダブ、そしてダブステップまで、ダブの中毒性で襲いかかる。時にHOPHOP、JAZZ、SOUL などでサウンドフリークをRETOX させる。
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(MIX-CD) BLUE BERRY a.k.a BABA『SOUND TRACK』
¥1,650
ストリートノベル・サウンドトラックミックス「SMOKING BARREL」シリーズやジャズやビートを独自解釈してきた「DOZE」シリーズ、最近では「“90年代のクラブを再現した”ヒップホップ・ミックス」と題した『BACK TO THE STONED AGE』シリーズ、アフロビーツ/アフロフュージョン、そしてゴム等を中心にしたミックス『BOOM BOOM CIAO』などを発表してきたBLUE BERRY。 今回制作された『SOUND TRACK』は、架空の映画のサウンドトラックをイメージして完成させたミックスショー。USの90年代のヒップホップ、UKのブレイクビーツ、またはクレズマーやジャズ、パンキー・レゲエが矢継ぎ早に展開していく、ユーモアの光る作品が完成した。作品について音楽ライター・二木信とBLUE BERRYからコメントが到着しているのでぜひご一読を。 90年代にDJを始めたBLUE BERRYのキャリアを改めてここで振り返ることはしないが、彼は2020年後半から1年あまりをかけて5枚ものMIXを発表してきた。 マンチェスターのエクスペリメンタルからアンチコンへと飛躍してみたり、NYやニューオーリンズのジャム/ジャズ・バンドらの演奏に激しいエフェクトをかけてDJシャドウのブレイクビーツと混ぜたり、90年代のUSヒップホップ(主にブーン・バップ)を用いた現代的な音響実験を試みたり、アフロビーツ/アフロフュージョンやゴムで攻め倒したり。現在のクラブ・カルチャーやダンス・シーンのモードへの反応やそれらとの併走というよりも(まともにクラブでのDJができない状況だからこそ生まれた5枚ともいえる)、独自のアンテナを張り、いわば感性のおもむくままにDJを愉しみ、カタチにしてきた。 そして今回は、架空の映画のサウンドトラックをイメージしたという。前半は、90年代のヒップホップ、巨匠の軽快なビックバンド・ジャズ、アメリカ南部産のファンキーなソウル・ミュージック、あるいはラガ・ヒップホップの大ヒット曲などを矢継ぎ早にミックスしてムードを作り上げていくのだが、さらに興味深いのは、後半の基軸となっている映画音楽である。それは、例えばの話だが、2000年代初頭に活動を開始したある東京のヒップホップ・グループが、90年代に一世を風靡したアシッド・ジャズのグループのブレイクビーツを引用して過去のストリート・カルチャーやクラブ・ミュージックを再解釈したときにもたらされる瑞々しい発見に近いものを聴き手に与えてくれる。途中クレズマーまでかかるのは嬉しいおどろきで、そして最後のパンキー・レゲエは多くの人がいま聴きたかった1曲だったと膝を打つにちがいない。(二木信)
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(MIX-CD) 1TA / SEX, DRUGS and RIDDIMS
¥1,650
ベース・ミュージック、サウンドシステム・カルチャー、それらのファンデーションとしてのレゲエ、東京のシーンにおいて、それぞれの交点にて長らく活躍してきた1TAのひさびさのミックスCDが〈Black Smoker〉から登場。2/9発売 レゲエ・シーンにおいてセレクター、そしてプロデューサー /. エンジニアとしても活躍するベテラン、e-muraとのユニット、Bim One Production、関西のダブ・シーンの台風の目、Osaka Dub Meetingの一角を成す、Elementとのレーベル〈Riddim Chango〉の運営を中心に、ブリストル・サウンドxカッテングエッジなべース・ミュージックxサウンドシステム・カルチャーの交点として、DISC SHOP ZERO店主、故飯島直樹らともにスタートさせたパーティ / ポッセ、BS0、さらにサウンドシステムとダブ・サウンドの東京での最高峰の体験を用意するTOKYODUB ATTACK、またその派生企画とも言える「映像」とサウンドシステムを結びつけたDUB CINEMA、さらには多様なるダンスホールのリディム文化を新たなスタイルとして追求する、RIDDIM GOLDなどなど刺激的な現場において彼のプレイを体感した人も多いだろう。 今回『SEX, DRUGS AND RIDDIMS mix』は、そんな彼のスタンスの一部が垣間 見れる、そんな1枚と言えるだろう。ディージェイやシンガーが鎮座する「表」の文字通り「裏」に、底なし沼のように広がるダンスホールのリディムの世界(もしくは類似するグルーヴの全く別のもの)を徘徊したものだけが見せることのできる、強陣なるグルーヴの構築。ここ数年、『Now Thing 2』の例を出すまでもなく、いまテクノやべース・ミュージック方面からダンスホール・リディムの新たな解釈、援用が頻繁に行われいているが、付け焼き刃ではなく、むしろそこにもともとの軸足のあった彼だからこそできる解釈がそこには横たわっている。それでいてミックスのマナーは、いわゆるレゲエの、ジョグリンなミックス・スタイルとも違った、テクノ~ベース・ミュージック的なミックスの妙でストーリーを紡いでいく。ダンスホール・レゲエを「ディープ・ハウス」的なムードでゆっくりとムーディにミックスしていく冒頭から、ときにエキゾチックに、ときにアシッディーに展開していく。リディムの魅惑の世界、ヴァージョン文化から派生した新たなダンス・ミュージックのマナーをご堪能あれ!!! (河村祐介) 1TA (Bim One Production / Riddim Chango / BS0 / Tokyo Dub Attack) レゲエ/ダブ、リディムセレクター。レーベルRiddim Chango Records主宰の一人でもあり、ベース・カルチャー発信集合体「BS0」や、サウンドシステム の祭典イベント「TOKYO DUB ATTACK / Dub Cinema」のプロデュースを手掛けている。2003年頃から数々のMix CDやトラック提供、リミックスな ど作品を残し、2010年から2012年までロンドンに長期滞在を決行。これまでにロンドン随一のトロピカル・ベース・パーティ「Arriba la Cumbia」でのレ ギュラー出演や、バルセロナの老舗クラブApollo2の人気パーティ「Rumba Club」で日本人初のゲストDJとして招かれた。2011年にはヨーロッパ最高 峰といわれるレゲエフェス「Rototom Regaae Fes」や「Outlook Festival Croatia」、「Demon d'or Festival」などにDJとして出演、2012年3月に行わ れたUK滞在集大成となるヨーロッパツアーも各都市で成功を収めた。e-muraとのダブ・ユニット「Bim One Production」名義を中心に数多くの音源 作品をリリース中。
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BLUE BERRY / BEAT DOZE
¥1,650
SOLD OUT
BLUE BERRY の新作ミックス "BEAT DOZE" 解禁!!8/31発売。 レコード、アナログ、12インチ、ヴァイナル、ビニール呼び名は様々。"やつ" をディグする衝動に駆られて早数十年の月日が経つ。いったいどれ位の歳月を費やしてきたか。騙されたりカモったり。でもよ、"やつ" を見つけ出したときの喜びはアレに匹敵なんだわ。今度は自分の所有する "やつ" を探してみるか!ってことで、指にホコリを付けて、眠っていた "やつ" を探して、見つけ出して、クリーナーを付けて, レコードに針を落とす。それはまさに当時の匂いと感覚と感性が蘇る "やつ" だった。BEATの再確認。それは俺の感情を覚ましてくれた。"やつ" をデータ化して最新の機材で記憶の記録を録音。ハードからソフトに。アレとアレ。ソレとコレ。「これはまさに初期衝動。Here come the shock、リズムの創造、最高と狂気のコンボ、きっついスメル出す真っ黒いレコード!」"やつ" は色あせない音を現代に再現してくれる。嘘じゃない音のゲーム。嘘じゃないぜ、ガッデーム! PROFILE : 唯一無二の黒煙集団ブラックスモーカーの最もアレ好き。異端DJとして通算11枚ものミックスCDを出し続け、カルト的人気を誇る。ぶっといベース、深く広がるエフェクト、サウンドシステム、カルチャー、タフでクレイジーな精神がどくどくと脈打つリズム&サウンドのダブで襲いかかる。時にHIPHOP、JAZZ、SOULなどでサウンドフリークをRETOXさせる。
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BLUE BERRY / SMOKING BARREL MEDITATION
¥1,650
SOLD OUT
前代未聞のストリートノベル・サウンドトラックMIXシリーズ” SMOKING BARREL第三話”!! 「音って言うのは聞く場所や環境、マインドや感情、それにアレの具 合で聞こえ方が変わってくるもんだろ?」 そこでひとつ閃いたんだ。 前から書き溜めてたストーリーを書き出しそれに音を合わす、いわば B級小説のサンドトラック・ミックスってやつを。 ノンフィクションとフィクションが交差する物語。現実と想像の世界。 ストリートに生きる者には誰にでも起こりうる、病みと闇、光と影、 金とドラッグとサウンドが支配する日常。 犯罪者を更生させるはずの刑務所だが、その中に入った者の大半は改 心なんてのは皆無さ。それどころか、さらに凶暴に、そして知恵を付 けて生まれ変わるってもんさ。犯罪はビジネスだ。 ある組織にハメられた主人公モブ。自分をハメた奴らに復讐計画を企 て全財産を取り戻すし、奴らを消し去る。 すべては計画どうり順調なはずが・・・・ ストリートに生きる者たちのタフでラフなストーリー。 その文章に流れるサンドトラック・ミックス!! PROFILE :BLUE BERRY 唯一無二の黒煙集団ブラックスモーカーから異端DJとして通算11枚ものミックスCDを出し続け、カルト的人気を誇る。ぶっといベース、深く広がるエフェクト、UK のサウンド・システム・カルチャーのタフでクレイジーな精神がどくどくと脈打つレゲエ、ニュー・ルーツ、リズム&サウンド、ミニマル・ダブ、そしてダブステップまで、ダブの中毒性で襲いかかる。時にヒップホップ、ジャズ、ソウルなどでサウンドフリークをRETOXさせる。
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CONTACTO RICO / YO.AN
¥1,650
スケートカルチャーとアンダーグラウンド・ミュージック・シーンをコネクトするDJ/アーティスト・クルーにしてレーベル HOLE AND HOLLANDから、トラックメイカーとしても国内外でプロップスを集めるYO.ANが、Black Smoker RecordsよりミックスCD『CONTACTO RICO』をリリース。 スペイン語で”濃厚接触”を意味する『CONTACTO RICO』をタイトルにした本作は、緊急事態宣言中にレコーディング。ハウス、ディスコ、テクノ、ワールドミュージック、ジャズ、ヒップホップ、レゲエ等、ストリートカルチャーをバックグランドに多彩な音を巡らせるYO.ANのDJとしてのアートフォームの結晶とも呼べる作品に。 フロアグルーヴを軸に、YO.AN自身によるエディットや今後リリースの音源を含む様々な音楽世界を紡ぎ描きながら、混沌とした現状へのメッセージ、そして未来への願いを体感的に伝える66分のサウンド・ギフトになっている。 読み切れぬ現状と見えない未来への閉塞の心情を解き放つリリカルなオープニングから、レゲエ/ダブでリラックスな一服挟んでからの→スムーズなアイランド・ダンス・グルーヴへ誘い出す。カリブからトロピカルな開放感へと連れ出し、南米のトライバルな躍動が未開のエキゾチック世界へガイドする。 魅惑の音とリズム/グルーヴに耳と身を委ねるまま、”謎”の辺境ディスコ、極東ヒップハウス、グローカル・ブラック・ディスコ、アシッドな刺激、ジャズの色気、ソウルフルな高揚とハートウォーム…と、多彩でフレッシュな”楽””音”体験が体感型で紡がれていく66分のギフト。そしてメッセージがMARKINGされた感動的なエンディングは、オープニングへのバトンとしてミックスされる。 PARTY NEVER ENDING。最光のサウンド・パッケージがここに。 西田直紀 (JAZZYSPORT) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■ Artist plofile ■■■■■■■■■■■■■■■■■ YO.AN (Hole and Holland) 東京出身のDJ/Producer。EVISEN、TIGHTBOOTH、SON OF THE CHEESE、SONYをはじめとし た映像作品への楽曲提供やMIXを制作し、DJとしては香港や上海、Boiler Room、ロンドンのNTS Radioなど国内外の現場でプレイしている。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■ comment ■■■■■■■■■■■■■■■■■ 「このかなり陰鬱な時間が過ぎゆく中でも、世界の多彩な夢は尽きることがない。魂は曲がりくねった小道をゆくものだが、どの道にももっと誘惑的な新しい道があると知る。」 -矢部 直 ーーーーーーーーーーー 「NYでもBerlinでもない今の東京を感じさせるこのMix CD。良いなと思ったことは彼自身のEditの楽曲が沢山使われていること。YO.ANの世界観がさらに強く出ているんじゃないかなと思う。日本人の作った楽曲が多いというのも東京を感じさせるのかな。House MusicがメインだけれどDownTempoの楽曲もMixされていて色々な場所で楽しめそうな一枚ですね。」 -Toshiyuki Goto ーーーーーーーーーーー 「YO.ANはまじでみんなが大好きなDJだ、これ聞けば分かる。未発表のライチャスの曲も、他じゃ聞けないYO.ANのオリジナルエディットも盛り沢山で、最初から最後まで聞くと素晴らしいトリップが出来るぜ。」 -DJ Quietstorm ーーーーーーーーーーー 「ダンスフロアにいる際、DJに求める1つの要素は安定感。幾多のパーティーで磨き上げた経験値・自信に裏打ちされたYO.ANの 安定感。常に信頼できる。この作品には何度聴いても色褪せることのない地に足のついたそれが内包されている。 (彼のEDITセン スも秀逸)」 -DJ DYE (THA BLUE HERB) ーーーーーーーーーーー 「DJ YO.ANのライブは新宿 DJ BAR HEARTで毎月体験しているが、僕の周りの酸いも甘いも知る耳の肥えた遊び人の大人達の間 でYO.ANファンが増殖しています。それは珍しい事だがそれもそのはず、スイッチ入ったYO.ANのプレイは意外性に富みキャラか らは想像出来ない図太さと色気まで出してくる。気がつくとそこにいる漏れ無く全員が音にモッていかれ朝までその多幸感は続く 。まさに病みつきになるアートです。」 -有泉 正明 (DJ BAR HEART/Bridge/WREP ジェネラルマネージャー) ーーーーーーーーーーー お陰様で自律神経が整いました!」 -KIZM ーーーーーーーーーーー 「荒々しくメロー、随所でニヤけてしまう。ニヤけが止まらない。思わず出た言葉が「カッッッケー!!!」センスの良さを見せつけられた~!ワクワクウズウズしてPOP!!なんか元気になってきた!」 -Taichi (stim)
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GQOMZILLA / Okusha
¥1,650
南アフリカ・ダーバンのタウンシップで生まれ、もはや世界中のクラブに波及し愛されているダンス・ミュージック "GQOM"。アフリカの最新ダンス・ミュージックを東京的解釈でクロスオーバーさせるDJクルー"TYO GQOM"やテ クノウルフとしても活動するDJ MORO & KΣITOによるユニット"GQOMZILLA"襲来。 7/7発売。 KΣITOとDJ MOROは性格もプレイスタイルも違うが、2人合わさった時のパワーは凄まじく、まるでGODZILLA(ゴジラ)のようなエネルギーでどこまでもぶち上げていく。タイトルの「Okusha(オクシャ)」は、ズールーの人々の言葉で「新しい」という意味だそうだ。これから何が起こるのか?\どんな所に 連れていかれるのか?少し不安なような、でもドキドキ、ワクワクしている。まるで奥深いジャングルに分け入っていくような気分だ。感じる湿度と激しいドラム……。どんどん深みにはまっていく。目の前のことなんかどうでもよくなる。我を忘れて踊る……!最後には全て解放されたかのような、どこまでもど こまでも広がる景色を見ることができる!これがOkusha!涙が出る!そう、私は、私たちは、この景色が見たかった!!ずっとこれがやりたかったんだ!!アフリカでは自らの文化と世界の様々な文化を クロスオーバーさせてますます新しいものが生み出されていて、"AFRICA IS THE FUTURE"と言われて 久しいけれど、実はここ日本でも同じことが起きているのだ。GQOMZILLAが新しい時代への道を示している。そして、きっとすでに新しい時代への道は拓かれているのだ。きっと私たちはどこまでもいけるよ!! GQOMZILLA IS THE FUTURE! mitokon (TYO GQOM) Okusha / GQOMZILLA time 58:09 Artwork by Ohiana Mastered by Takuya Nakamura ■■■■■■■■■■■■■■■■■■ Artist plofile ■■■■■■■■■■■■■■■■■ GQOMZILLA TYO GQOMやテクノウルフのメンバーとしても共に活動するDJ MORO、KΣITOによるDJユニット。 南アフリカ発祥のダンスミュージック“Gqom”を中心としたDJプレイとMPCプレイを組み合わせた パフォーマンスを行う。
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COMPUMA / Innervisions
¥1,650
キックと低音の反復で踊らせるわけではなく、現実逃避をうながすためのヒーリングミュー ジックでもない。姿は見えないが確かに存在する気配は輪郭を持たない一つの生命体だ。 怪作「Lateral Thinking」から3年ぶりとなるCOMPUMAによる…4/15発売。 キックと低音の反復で踊らせるわけではなく、現実逃避をうながすためのヒーリングミュージックでもない。 曖昧に溶け合い解体された音の粒子は見えないこの世界の不穏を象徴している。姿は見えないが確かに存在する気配は輪郭を持たない一つの生命体だ。 蔓延するウイルス、歪みきった情勢、積もる不安と焦燥。何層にも重なった気配の向こう側で警告ランプのリズムは乱れる。 レコード。 時間をつかまえる。記録することの意味を考えた。完璧さは何も救わないことがすでに証明された今、松永は再現不能な瞬間の存在に未来を託した。 それは未来と呼ぶにはずいぶんと怪しい表層をしているが、その音と音が擦れ合う接触部分からは確かに未来の匂いがした。 わたしはその未来の匂いをゆっくり肺にいれ、息をとめて体の節々に行き渡らせると、今日も霧の中を前だと思う方に向かって歩きはじめる。入り口も出口もない霧の中をただその肉は闊歩する。 2020 (マヒトゥ・ザ・ピーポー) Innervisions / COMPUMA part2 45:35 part3 33:23 Artwork by Mashu Oki & Satoshi Suzuki Mastered by hacchi ■■■■■■■■■■■■■■■■■■ Artist plofile ■■■■■■■■■■■■■■■■■ COMPUMA ADS(アステロイド・デザート・ソングス)、スマーフ男組での活動を経て、 DJとしては、国内外の数多くのアーティスト DJ達との共演やサポートを経ながら、日本全国の個性溢れるさまざまな場所で日々フレッシュでユニークなジャンルを横断したイマジナリーな音楽世界を探求している。悪魔の沼クルーとしての活動など、DJミックスを中心にオリジナル、リミックスなど意欲作も多数。一方で、長年にわたるレコードCDバイヤーとして培った経験から、音と音楽にまつわる様々なシーンと空間で幅広く活動している。Berlin Atonal 2017、Meakusma Festival 2018への出演、ヨーロッパ海外ラジオ局へのミックス提供など、近年は国内外でも精力的に活動の幅を広げている。まもなくBLACKSMOKER RECORDSより新たなMIXCD「Innervisions」の発売を予定している。
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DJ SOYBEANS / My E
¥1,650
徹底したローカリズムと人情でシーンを地下深くで支える数寄者、ソイビの美学10/10発売 ソイビさんの美学… 例えば氏のツアー内容からも分かる様にその徹底したローカリズムと人情の突き抜け方は唯一無二、まさに在り方まで拘り尽くした美学。何が今イケてるとか小さな次元に収められない。そんな魅力は音楽活動だけに限らず、シーンを縁の下で支えてる氏を慕うアーティストの多さからも一目瞭然だ。偏屈な美学と繊細な優しさが同居する、その複雑な感性や人情から生まれたmixは一筋縄で分かるはずがない。何度も聴いて味わう楽しみに、期待は高まるはずだ。さて、mixを聴いてみよう。 おぉ…まるで人生を歌うようなブルースが聴こえる…今夜は飲みたい気分だよ。ウニュウニュと電子音が鳴りだしたぞ、このグルーブ楽しくてダンスが止まらない…このまま朝まで踊ってたい!あれ…もう終わりなんて寂しいよ、Hey DJもう一曲頼むよ…? ………最後、素敵な曲だったよ、be togetherて歌ってるじゃないか、今夜は良い夢見れそうだ。 乾杯 カトー(NOVO!) ■■■■■■■■■■■■■ Artist plofile ■■■■■■■■■■■■■ DJ SOYBEANS 白髪のトラックメイカー/DJ。forestlimitやGRASSROOTSにてIsnʼt It?、 YELLOWUHURUと共に未知への好奇心を探るパーティNuevosをbonoboにて催し 、全国各地のローカル・ナイスDJ/アーティストを東京に呼んでいる。包み込むをモットーにハウス、テクノ、グッドミュージックを横断するプレイヤー。 ■■■■■■■■■■■ COMMENT ■■■■■■■■■■■ さっき路上で企画物AVを拾った。そのDVDを帰宅して即観るかどうか迷って、挙げ句に思わずこのMixを聴いた。大正解だったよ、ありがとう‼︎ (中原昌也) 音楽が与えられるだけじゃなく、自分の腰や胸からも湧き上がってくるように感じられる幸せな瞬間。再生する度にどこにもない夜が何度でも甦っていつの間にか朝に…! (コヤノ[空間現代]) 時代や環境に左右されないDJ SOYBEANSならではの快楽的でドラマティックな選曲と、飽きさせない展開で中毒性があります。いつでもどこでも何度も聴きたいと思わせてくれる好盤! (weird-meddle record 秋庭孝宏) ソイビの体内から溢れ出てきたかのような、カオスで肉体的な音楽宇宙。そしていつのまにか一緒にクライマックスに向けて激踊りしてしまったよ。まるで5時間のロングセットを味わったような充実感…! (Chiyori) いつ何時(なんどき)お会いしても最高の愛とエモーションで迎えてくれるソイビ氏のニューミックス...!!こんな奇怪で雑多な音楽を丁寧さまろやかさと人情で聴かせる良心...気づくと良い気分...。 (KIRAYAMA)
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CHANGSIE / THE FURY
¥1,650
低い重心にキリキリとジャッキンに跳ねるドラムの連なり、東京の夜にうごめく生え抜きのグルーヴ 。6/27発売 ダンス・ミュージックの肝、それはレコードやデータで運ばれ、ダンスフロアにいる人々の腰を、心を鼓舞するものだ。どの曲を使って、どう鼓舞させるのか、その声色、押しの強さ、引きの塩梅、前後の顔の並べ方、これを人々はそのDJのグルーヴという。CHANGSIEが生み出すグルーヴーーーーシカゴ・ハウスにテクノ、レゲエ、ジャングル、ベース・ミュージックなどなど、ときに無口にベースで伝える鼓舞、ときに野太いダミ声で、はたまた超キビしい殴打のような鼓舞、あれも鼓舞、これも鼓舞、その連なりのダンスホール・レゲエのように、その土台は重いが、それ自体がダイナミックによく跳ねる。「The Fury」と名付けられた本作、ダークかつジャッキン、インダストリアル気味なシカゴ・ハウスのキリキリとしたビート〜ハードコア・ブレイクビーツ、エレクトロ、ベースを縦横無尽に跳ね回りながらどっしりと重くたしかな振動がその土台となっている。……朋友LIL' MOFO、OG、ELMSとの新宿〈OPEN〉でのレギュラー・パーティ〈JOYRIDE〉をはじめ、2018年のベルリンはATONALでの出演を皮切りに増え始めている海外でのプレイも急上昇中。ここで聴けるのはいま東京の夜にうごめく生え抜きのどこにもないCHANGSIEのグルーヴ。暗闇のなかで明滅するこのサインは、BLACKSMOKERから。(河村祐介) ■■■■■■■■■■■■■ Artist plofile ■■■■■■■■■■■■■ 1987年千葉県銚子市生まれ。2010年頃にDubstepにハマり、本格的にDJ活動を開始。UKのベースミュージックをメインにHouseやTechnoを織り交ぜプレイ。盟友LIL MOFO,OG,ELM Sと共に新宿OPENでの人気パーティ"JOYRIDE"を展開するほか、Asparaとのタイマンパーティ"HARDER"を全国各地で主催し、東京を拠点に国内外問わず様々なパーティーに出演。2018年にはBerlin Atonalへの出演も果たした。